東大が授業料2割値上げ正式決定、53万5800円→64万2960円に…20年ぶり

東京大学は24日、2025年度に入学する学部生から、授業料を2割値上げすると正式決定した。東大の学部授業料値上げは20年ぶりとなる。
東大の発表によると、授業料は現在の年間53万5800円から64万2960円とし、大学院の修士課程は29年度入学者から2割引き上げる。法科大学院と博士課程の授業料は据え置く。学生支援を拡充し、現在は世帯年収400万円以下としている授業料全額免除の対象を600万円以下に拡大。900万円以下の学生も出身地など個別の状況に応じて一部免除する。
藤井輝夫学長は「学生や教職員への説明を引き続き行っていく。学生に関わりのある事柄を一緒に考える仕組みの丁寧な構築に向けて、検討を開始する」とのコメントを発表した。

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