福井沖の遺体は輪島の女子中学生と確認…祖母「つらいけど、これで天国に送ってあげられる」

福井県坂井市沖約40キロの日本海で発見された女性の遺体について、福井海上保安署は3日、DNA鑑定の結果、石川県の能登半島北部を襲った記録的な大雨で連絡が取れなくなっていた同県輪島市、中学3年喜三翼音さん(14)と判明したと発表した。9月21日の大雨で自宅が濁流に流され、安否がわからなくなっていた。大雨による死者は計14人となった。
連絡が途切れる直前に本人から電話を受けた祖母の悦子さん(64)は取材に対し、「つらいけど、これで翼音を天国に送ってあげられる。天国で幸せになってねと伝えたい」と涙声で語った。

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