大阪市内の集合住宅で7日、心肺停止の状態で見つかり、その後死亡した1歳の男の子が、今年8月にもやけどを負って入院していたことが警察への取材で分かりました。
7日正午ごろ、大阪市平野区の集合住宅に住む20代の女性から「子どもが息をしていない」と消防に通報がありました。
子どもは女性の息子の西村結翔ちゃん(1)で、その後、死亡が確認されました。
複数の臓器に損傷が見つかったことなどから、警察は殺人や傷害致死の疑いも視野に、女性と女性の交際相手である20代の男性から任意で事情を聴いています。
その後の警察への取材で、結翔ちゃんは今年8月、ミルクが体にかかってやけどを負い、入院していたことが新たに分かりました。
当時、虐待行為などは確認されなかったということです。