おととし4月の知床沖の観光船沈没事故で業務上過失致死の罪で起訴された運航会社社長の桂田精一被告が11日午後に保釈されました。保釈金は1000万円だということです。
知床遊覧船の社長桂田精一被告は午後0時半ごろに勾留先の釧路刑務支所から保釈されました。報道陣の前に姿を表し、一礼して無言で車に乗り込み釧路刑務支所を後にしました。
桂田精一被告は、おととし4月の知床沖での観光船沈没事故で悪天候が予想される中運航管理者として出航の中止を指示せず乗員乗客を死亡させたとして、業務上過失致死の罪で起訴されていました。
桂田被告の弁護士は保釈請求を行い10日に釧路簡易裁判所が保釈を認めていました。
保釈金は1000万円だということです。