時間外営業隠すため警視庁の立ち入り妨害か 容疑で「いちゃキャバ」経営者ら4人を逮捕

時間外営業を隠すため店のドアを施錠し、警察の立ち入り調査を妨害したとして、警視庁生活安全特別捜査隊は風営法違反容疑で、東京都港区新橋の飲食店「Cherry」の経営者、中嶋宏容疑者(46)=江東区有明=と同店店長、今野元紀容疑者(39)=江東区亀戸、従業員の男女2人を逮捕した。中嶋容疑者は容疑を否認、今野容疑者は容疑を認めている。
逮捕容疑は共謀して26日午前1時45分ごろ、店舗入り口のドアを施錠して警察の立ち入り調査を妨害したとしている。
生特隊によると、同店は「いちゃキャバ」という業態で営業。繁華街のキャバクラの営業は風営法などで午前1時までとされているが、当時、店舗内には今野容疑者ら従業員15人と客6人がいた。従業員らが客に大声を出さないよう依頼するなど閉店を装っていたという。
同店はこれまでに時間外営業などで、風営法違反の指示処分を受けている。また、今年に入り、同店で高額料金を請求されたという通報が5件あった。

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