「吉村共同代表が挑戦するなら、全力でサポートする。」大阪維新の会で幹事長を務める横山英幸大阪市長が、日本維新の会の次期代表選で”吉村支持”の考えを示しました。
日本維新の会は、先月27日の衆院選で、比例票を約300万票減らすなどし、公示前と比べて5議席減らす結果に終わりました。
9割以上の特別党員が賛成し、代表選挙の実施が決定。ただ、馬場伸幸代表は自身のXで「次期代表選には出馬しない」と表明し、藤田文武幹事長も「一新した方が適切」と、新体制の発足後をもって退任する意向を示しています。
維新の次の顔は誰になるのでしょうか。
◆「もし挑戦するなら全力サポート」
大阪維新の会で、ともに執行部をつとめる横山幹事長は、吉村代表の立候補について「まだ本人と直接話をしていない」としたうえで、「もし挑戦するなら、全力でサポートする」と、立候補への期待を寄せました。
「大阪維新の会(地域政党)の代表と、日本維新の会(国政政党)の代表の兼任は、僕は全然問題ないと思ってますし、吉村さんなら十分できると思う。吉村さんはそれができる最後の人なんじゃないかな」(横山英幸氏)
横山幹事長は、松井一郎氏がかつて両代表を兼任していたことに触れ、「本人のビジョンがあるのであれば(兼任を)否定しない」としました。
◆吉村氏「選挙結果には責任ある」
その吉村氏はきょう、北海道で記者らに対し、「(日本維新の会の)共同代表なので、選挙結果については責任あると思っている。いろんなことを考えて、判断をしていきたい」「よくよく考えて決めたいと思う」と慎重な姿勢を見せました。
日本維新の会の代表選は、11月17日に告示、12月1日に投開票される予定です。