「しっかりしろ!」不倫直撃の国民・玉木代表、SNSで激励の声 手取り増への期待「呆れるも…憎悪まではいかないのでは」

いろんな意味で政界の最注目人物となっているのが国民民主党の玉木雄一郎代表(55)だ。写真週刊誌で高松市観光大使を務める元グラビアアイドルの女性(39)との〝隠密不倫デート〟を報じられた直後の謝罪を評価する声もある一方、〝脇の甘さ〟への批判もある。「年収103万円の壁」撤廃など政策実現に影響はないのか。
玉木氏は11日午前、謝罪会見を開き、「報道された内容はおおむね事実だ。家族のみならず、期待を寄せてくれた全国の皆さんに心からおわびを申し上げる」と頭を下げた。「SmartFlash」で同日午前6時に記事が配信されてから、3時間半後の対応だった。
妻とのやり取りも明かし、「『こんな大事な時期に、こんな報道されて何やってんだ』と強く叱責を受けた。許されるものではないと思っているが、謝罪を続けたい」と語った。
玉木氏は同日夜にも東京・有楽町駅前で街頭演説し、「今日は恥を忍んでここに来た」「本当に申し訳ありませんでした」と低頭した。一部罵声もあったが、「頑張れ」との声援も多かった。
X(旧ツイッター)では、《代表辞任するなよ!という人はいいねをお願いします》との投稿に、12日朝時点で5万9000の「いいね」がつくなど激励の声が多い。一方、《大事な時期に脇が甘すぎ》《家族を裏切った人間が、国民を裏切らないと言えるのか》と厳しい声もある。
経済ジャーナリストの荻原博子氏は「女性には『男ってやっぱりバカだなあ』というあきれた印象は持たれるだろうが、憎悪されるところまではいかないのではないか。家計を預かる主婦などは『手取りを増やしてほしい』との思いの方が大きい」と話す。
国民民主党は基礎控除の引き上げなど「手取りを増やす」政策が期待されて衆院選で躍進し、過半数割れした与党と政策協議に入った。
荻原氏は「衆院選では『政治とカネ』ばかりで庶民目線で政策を訴えるところも少ないなか、切実な思いで投票した有権者も多い。その分、玉木氏は有権者の期待を裏切ることは許されず、いっそう責任重大になる。力量が問われる場面だ」と指摘した。

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