岸和田市長の妻も会見に同席し“女性への性加害”否定 「大事な家族の一員」「市長を続けて欲しい」 永野市長は不信任議決に不満示す

女性との性的関係を巡り、不信任決議案が可決された大阪府岸和田市の永野耕平市長は24日、市議会を解散させました。
永野市長は午後、妻も同席した記者会見を開き、妻は「女性に対して性加害があるかのような報道がされてつらい日々だった」と話し、改めて永野市長が性加害は行っていないと訴えました。
(妻・紗代さん(38))「事実を知っていただきたいということです。(女性への)加害はないのに、あるように報道されてつらい日々でした」
永野市長は、政治活動で関わった女性から、性的関係をめぐる訴訟を起こされ、解決金500万円を支払うことなどで和解が成立しています。
岸和田市議会では、この問題をめぐって市長への不信任決議案が可決され、市長は24日、市議会を解散しました。
午後に市長が開いた会見には、妻も同席しました。
(妻・紗代さん(38))
「(Q.いま旦那さん(永野市長)に対して、どのような気持ちか?)変わらず、大事な家族の一員です」
「(Q.夫の市長職の職責については?)(市長を)続けていって欲しいと思います」
永野市長は不倫行為だったとした上で、不信任決議案が可決されたことへの不満をこう述べました。
(永野市長)「不貞行為は家庭内の問題で僕の素行の悪さですけども、家庭内の問題。政治家としてそれが欠格事項になるとは思わない」
一方、性的関係を強要されたと訴えた女性側はこれまでに「泣きながら拒絶する私を立場や権力を乱用し、恐怖でおさえつけ逃げられないようにすることが同意なのでしょうか」などとコメントしていて、市長側と主張が異なっています。

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