1審で死刑判決を受けた青葉真司被告が控訴を取り下げたことがわかりました。
青葉真司被告(46)は2019年7月、京都アニメーションのスタジオに放火し、36人を殺害したなどの罪に問われ、1審の京都地裁では求刑通り死刑判決を受けました。
青葉被告は判決を不服として控訴していましたが、大阪高裁によりますと、27日付けで控訴を取り下げたということです。
1審の死刑判決が確定することになります。
今後、青葉被告の弁護人が控訴取り下げの無効を申し立てることは可能ですが、現時点で申し立てはありません。
遺族の男性は、ABCテレビの取材に対し「2審で減刑されることがなくなるので少し安堵している。なんで取り下げたのかを知りたいし、知ろうと思う」とコメントしています。