大船渡市の山林火災が鎮圧、発生12日目…残る避難指示はあす正午までに解除へ

岩手県大船渡市の山林火災で、市は9日午後5時、鎮圧を宣言した。
火災は2月26日に発生。県や市などによると、住宅など200棟以上が被害を受け、90歳の男性1人が死亡した。焼失面積は約2900ヘクタールで、3月5日以降は拡大していなかった。
市は最大で1896世帯4596人に避難指示を発表。安全の確認された地域から順次解除しており、10日正午までに全ての地域で避難指示を解除する見込みという。
渕上清市長は9日の記者会見で、「防災ヘリで上空から偵察を実施した結果、延焼拡大の危険がないと判断した」と説明した。

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