焼損面積は約2万平方メートルに達したか 奈良・川上村の山林火災 消防車が夜通し消火活動へ

奈良県の山林で火事があり、消火活動が続いています。
10日午後1時半すぎ、奈良県川上村白屋の山林で「炎と煙が出ている」と消防に通報がありました。
奈良県によりますと、10日午後7時ごろの時点で、焼損面積は約2万平方メートルに達しているとみられ、消防車による消火活動は夜通しで行われる予定です。
これまでにけが人の情報は入っていません。
奈良県は災害警戒本部を設置し、三重県、和歌山県が要請に応じて、消火活動にあたるヘリを派遣しました。
陸上自衛隊のヘリも、11日朝から消火に加わる予定です。
現場から150mほど離れた場所には展望台など複数の施設がありますが、村役場によりますと、いずれも普段は無人で住民への避難の呼びかけには至っていません。
警察によりますと、現場近くで野焼きをしていた70代の男性が「草に火をつけたら燃え移った」と話しているということで、この火事との関連を調べています。

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