中学校で硫化水素発生か 理科の実験中、3人搬送 東京・江戸川

東京都江戸川区平井3の区立小松川中学校で13日、いずれも13歳の2年生の生徒6人が理科の実験後に気分が悪いなどと訴え、うち3人が救急搬送された。他の3人も自力で病院を受診した。警視庁小松川署によると、いずれも意識はあり、軽症とみられる。
署によると、授業の2時間目(午前9時45分~10時35分)に、理科室で硫化鉄の破片と塩酸を試験管に入れて硫化水素を発生させる実験をしたところ、一部の生徒が試験管から直接臭いを嗅いだとみられる。授業中は窓や前後の扉は全開にしていたという。
午後0時50分ごろに、「理科の実験後に生徒らが体調不良を訴えている」と119番があった。【菅健吾】

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