阪和自動車道を逆走して事故を起こし、5人にけがをさせたとして、和歌山県警高速隊は22日、大阪府和泉市、アルバイト従業員の男(58)を自動車運転死傷行為処罰法違反(危険運転致傷)の疑いで逮捕した。男は「事故の記憶は一切ない。逆走した記憶もない」と容疑を否認しているという。
発表では、男は8月10日午前6時40分頃、和歌山市の阪和道で、軽乗用車を転回して逆走し、ワンボックスカーと正面衝突。助手席の母親(86)のほか、ワンボックスカーに乗っていた静岡市葵区の男性会社員(36)ら4人にけがを負わせた疑い。県警は、男が約2キロにわたり逆走したとみている。