「娘は泣いていた。うがいをさせ、汚れた身体をシャワーで洗い流して…」斉藤慎二の不同意性交裁判、被害者・Aさんの母親が涙ながらに証言した“被害当日のAさんの様子”

2024年7月、新宿区内の駐車場に停車していたロケバス車内で被害者女性・Aさん(20代)に性的暴行を加えたなどとして、不同意性交等の罪に問われている元ジャングルポケット・斉藤慎二被告(43)。その裁判員裁判が3月13日から東京地裁にて開かれている。
すでに2度の公判を終えたが、被害女性のAさんと斉藤被告側双方の主張は食い違っている。3月17日の第2回公判には、証人としてAさんの母親が出廷。時折涙ぐんだ声で、娘の被害を訴えた。【全3回の第2回。第1回から読む】
事件後母親は「とにかく『まずうがいして』と…」
Aさんは事件当時、会社員をしながらSNS上で情報発信を行ない、テレビ出演歴もあったという。
3月13日に開かれた初公判で検察側は、斉藤被告がAさんの同意なくキスをしたり、胸を触ったり、口内に陰茎を挿入して口腔性交をしたと主張。一方、弁護側は口腔性交は認めるものの行為の一部を否定し、「斉藤被告はAさんの同意があると思っていた」などと主張していた。
3月17日の第2回公判では、Aさんの母親の証人尋問が行われた。裁判を傍聴したライターが語る。
「事件当時、Aさんは母親と一緒に暮らしていたと言います。事件当日の朝にAさんを見送ると、ロケ中の時間帯に『ジャンポケ斉藤 めっちゃ気持ち悪いんだけど』『チューしようとしてきた』などとLINEが届いたそうです。
帰宅時、心配して母親が声をかけようとすると、Aさんは『ちんこ舐めさせられたんだけど』と報告したそうです」
以下はAさんの母親が検察官からの証人尋問に答えた内容である。
Aさんの母親:子供が地団駄を踏んで「嫌だ、嫌だ」と振る舞うような仕草を見せていて、私も動揺しました。半分泣いて、悔しさと辛さとが入り混じったような顔をしていました。 「なんで私ばっかりこんな目に遭うの」「よくテレビで同じようなことをされたと報道があるけど、その人たちの気持ちがやっとわかった」と言っていました。
検察官:その話を聞いた後、何か声をかけましたか? Aさんの母親:とにかく「まずうがいして」と言いました。娘の体が汚れてしまって、すごく嫌だったからです。
検察官:他にも「身を清めるように」と言ったことはある? Aさんの母親:「シャワーをしなさい」と言いました。
事件後の娘の姿「とてもメンタルが乱れていました」
Aさんの母親はその後、警察に行くことを提案したという。Aさんは『証拠がないよ』と言いその日は行かなかったが、数日間泣いたりため息が止まらない娘の姿を見て、母親がメンタルクリニックの予約をした。
事件発生から4日後メンタルクリニックを受診した結果、「警察に行ったほうがいい」と助言され、その翌日、Aさんは母親とともに警察を訪れたのだという。
「Aさんについて、母親は『事件後、とてもメンタルが乱れていました』『娘はどんな思いでいるのか。今後、生きていく中でずっと思い出すことがあるのかと思うと、とてもかわいそうです』など、時折言葉を詰まらせながら訴えていました。
この証人尋問中、斉藤被告は表情を変えることなく、やや下を向いて聞いていました」
母親の証言が終わると、Aさんへの証人尋問が行なわれた。Aさんはロケバスで起きた出来事について、詳細に証言したのだった。
(第3回につづく)

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