「息すんな」「死ね」…名門・筑波大附属中の“陰湿いじめ”を被害生徒の母が告発《学校側は「極めて重く受け止めている」》

創立130年を超える名門校である国立・筑波大学附属中学校に通っていた2年生の女子生徒が、「陰湿いじめ」が原因で退学し、転校を余儀なくされていたことが「 週刊文春 」の取材で分かった。
昨年7月、当時2年生だったA子さんは、3泊4日の林間学校で、一部の生徒から懐中電灯の光を何度も目に当てられたり、容姿をからかわれたりした。その後も、複数の生徒から「学校に来んな」、「息すんな」、「死ね」などの暴言を浴びせられたという。
被害者の母が告発「娘は限界のようでした」
A子さんの母親が語る。
「9月に入ると、娘は限界のようでした。心療内科を受診したところ、ストレスで自律神経のバランスが乱れ、鬱病になりかけていると言われ、適応障害の診断書をもらいました」
だが、その後、事態は思わぬ方向に進んでいく。A子さんは、塾の友人たちが参加するLINEの「オープンチャット」上でいじめを相談。その際、感情が高ぶるあまり、加害生徒らを仄めかして「晒す」などと投稿。それが相手方に漏れ伝わったのだ。
「ただ、『オープンチャット』といっても、管理人である娘が認めたメンバーしか参加できない、閲覧者が限定された場だったんです。もちろん、フルネームや住所などは晒していません」(母親)
A子さんは反省し、母親も後日、相手方の生徒と保護者宛てにお詫びの手紙を書いている。だがその後、A子さんにとってショッキングな出来事が起こる。学年主任のX先生から、オープンチャットの件を引き合いに、威圧めいた発言を投げかけられたというのだ。
その結果、A子さんは昨年12月に筑附中からの転校を余儀なくされた。
学校側は…「極めて重く受け止めている」
筑附中に事実関係を尋ねると、書面で概ねこう回答した。
〈当該生徒が他校へ編入する結果となったことについて、決して軽視されるべきものではなく、極めて重く受け止めているところです。関係者からの聞き取り等を含め、詳細な事実関係について慎重に調査を進めており、ご指摘のありました関係教員の言動につきましても、事実関係の確認を含め、調査を行っているところです。この段階で事案の詳細について申し上げることは適切ではないものと判断しております〉
4月15日(水)12時配信の「 週刊文春 電子版 」および4月16日(木)発売の「週刊文春」では、A子さんの母親の証言に加え、いじめの詳細な経緯や、教員による問題発言の詳細などを報じている。
(「週刊文春」編集部/週刊文春 2026年4月23日号)

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