皇位継承巡る中道の見解、きょう決定へ…旧宮家養子案など検討本部長に一任

中道改革連合は11日、「安定的な皇位継承に関する検討本部」を国会内で開き、党見解案を大筋で了承した。焦点となっていた旧宮家の男系男子を養子として皇室に迎える案を含め、笠浩史本部長に対応を一任した。12日の執行役員会で決定する見通しだ。
与野党は、〈1〉女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持する〈2〉旧宮家の男系男子を養子として皇室に迎える――の2案を議論している。党見解案では〈1〉を「認めるべきだ」とし、「優先的な方策」に位置づけた。夫と子への身分付与は「当事者の意向などを勘案し、適時適切に対応する」として賛否を留保し、検討事項として皇室典範改正案の付則に明記を求める。
〈2〉については、笠氏は7日に記者団に「認める」と説明したが、この日は「認めることも考えられる」との案を示した。養子縁組では安定継承に限界があるなどの反対論が出たため、具体的な文言を検討する。
党執行部は、15日にも開かれる与野党の全体会議で見解を表明する。女性皇族の身分保持案は主要政党の大半、養子案も与党や国民民主、参政、公明各党などが賛成だ。中道改革が養子案を受け入れれば、皇室典範改正に向けた国会の総意がまとまる公算が大きい。

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