高市早苗首相、麻生副総裁との溝が深まり、ますます孤立 その精神状態を占う目安は関西弁、官僚や側近議員は「虫の居所が悪くなると関西弁が増える」

600m先に眠る戦争の犠牲者を悼み、深く頭を下げる高市早苗首相(65才)。顔を上げた彼女の眼差しは、いつになく鋭かった──。
8月15日、高市首相は靖国神社にほど近い東京・千代田区の日本武道館で行われた全国戦没者追悼式に出席。だが、関係者を驚かせたのは式前の異例の行動だった。午前11時過ぎに武道館の駐車場に到着した高市首相は車を降りると、おもむろに靖国神社の方角に体を向けて「二拝二拍手一拝」の作法で拝礼したのだ。
「離れた場所から神仏を拝む遥拝という方法です。遥拝を含め、時の首相が8月15日に靖国神社を拝礼するのはまれで、保守色が強かった安倍晋三元首相(享年67)も首相在任中は、この日の参拝を避けていました。
ただ、高市首相は終戦の日の参拝を恒例としており、2024年の自民党総裁選では『これからも続けたい』と首相就任後の参拝に意欲を示していた。それだけに保守派からは有言実行が期待されましたが、ふたを開けてみればどっちつかずの”リモート参拝”。これでは支持者から煮え切らない態度を非難されても仕方ありません」(自民党関係者)
一方、その後の式辞では、「高市カラー」を存分ににじませた。
「高市首相は今年4月の昭和100年記念式典に続き、『インド太平洋の輝く灯台』という表現を盛り込みました。アジア圏での存在感を主張したかったのでしょう」(政治部記者)
だが、アジア諸国を意識した力強い言葉とは裏腹に、高市首相の”引きこもり”は加速している。
「国会の閉会後は夏の外遊の日程を組むのが常例ですが、高市首相は9月まで外遊予定がない。表向きは熊本地震の対応に専念するとのことですが、実は7月にインドを訪れた際に食事が合わず、”自宅好き”に拍車がかかったという話も。さらに国内の懸案事項で手一杯のため、なおさら外国に目を向ける余裕がないようです」(前出・自民党関係者)
その大きな要因が、”キングメーカー”である麻生太郎自民党副総裁(85才)との溝が深まっていることだ。
「”麻生離れ”を進める高市首相は、次の党役員人事で麻生さんの義弟である鈴木俊一幹事長(73才)を交代させる意向だといわれています。実際、鈴木幹事長には今年1月の衆議院解散をめぐる情報共有が行われず、そのときから機能不全が指摘されていた。高市首相の”決別”の覚悟が伝わったのか、戦没者追悼式の会場に麻生さんの姿はありませんでした」(政府関係者)
麻生氏からも距離を置き、ますます孤立する高市首相。その精神状態を占うバロメーターとされるのが「関西弁」だ。
「高市首相は虫の居所が悪くなると関西弁が増え、そうなると周囲の進言に聞く耳を持たなくなる。そのため、官僚や側近議員の間では『関西弁が出たら出直せ』がキーワードだそうです」(前出・政府関係者)
課題山積の宰相にとって、悩みは深まるばかりだ。
※女性セブン2026年9月3日号

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