すき家」強盗容疑で男を逮捕 西部庄大容疑者

牛丼チェーン店「すき家」を狙って相次いだ強盗事件で、県警捜査1課と岐阜南署、関署、愛知県警の共同捜査本部は19日、強盗の疑いで、岐阜市茜部大野、建築作業員西部庄大容疑者(27)を逮捕した。

 逮捕容疑は、昨年11月10日午前3時25分ごろ、岐阜市南鶉のすき家岐阜南鶉店で、パート女性店員(53)を包丁で脅してレジや金庫を開けさせ、15万5720円を奪った疑い。

 捜査本部によると、西部容疑者は容疑を認めており、昨年11月から今年1月までに関市、愛知県一宮市、津島市のすき家で起きた強盗事件についても関与をほのめかしているという。被害額は4件で計70万円以上とみられ、裏付けを進めている。

 現場付近で目撃された不審車の情報から割り出した。関市、愛知県一宮市、津島市の事件と手口が似ていたため、追及した。

 すき家強盗をめぐっては、岐阜、愛知県の店舗で強盗被害が相次ぎ、岐阜県内では、岐阜、関、美濃加茂、可児、下呂市で未遂を含めて5件発生。岐阜県警は昨年末、下呂市のすき家強盗にかかわったとして男3人を逮捕している。

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