岩手県金ケ崎町にある宿泊型の研修施設「県立県南青少年の家」で少女の姿を盗撮していたとして、
施設を運営する財団法人の元臨時職員の男が逮捕されました。
建造物侵入と児童ポルノ法違反の疑いで逮捕されたのは県スポーツ振興事業団の
元臨時職員・菊池芳仁容疑者32歳です。
警察によりますと菊池容疑者は、事業団が運営する金ケ崎町の「県立県南青少年の家」に
勤務していた去年9月上旬、女性用の浴室の脱衣所に侵入してデジタルカメラを設置し、
利用した18歳未満の少女数人の姿を盗撮した疑いがもたれています。
「県南青少年の家」では今年3月、職員用の女子トイレでデジタルカメラが見つかり、
菊池容疑者が「自分が設置した」と認めました。
その後、警察が押収した資料を調べていたところ、脱衣所での盗撮映像が見つかり今回の逮捕となりました。
県スポーツ振興事業団の熊谷俊巳理事長は会見し
「青少年の育成施設で起きた悪質で重大な出来事に責任を感じている」と陳謝しました。