新たな経済対策の裏付けとなる今年度補正予算案が衆議院本会議で可決されました。中継です。
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物価高対策を目的とした補正予算案ですが野党側は「減税」は効果がないのではと批判しました。
立憲民主党・逢坂代表代行
「選挙や国民の皆さんのちょっとの歓心を買うために減税するなんていうのは邪道ですよ。ぜひ減税がどうやって正しいのか、給付と組み合わせることでどういう効果が出るのか、徹底的に国民の皆さんに向かって説明していただきたいと思います」
岸田首相
「物価を上回る可処分所得を用意して消費につなげ、その消費が企業の収益につながり、それが次の賃上げにつながる。この好循環を維持することが大事だと申し上げています」
予算委員会に続き午後に行われた本会議で立憲民主党の小山議員は「バラマキ財政出動はさらなる物価高騰を助長する」と批判しました。
補正予算案は午後5時前に衆議院本会議で採決され与党に加え、野党・日本維新の会や国民民主党などの賛成多数で可決、参議院に送られました。国民民主党はガソリン税の一部を引き下げるトリガー条項の凍結解除に向け自民党が検討する事を条件として賛成に回りました。