自民党派閥パーティー券不記載問題 去年の不記載も判明 告発者は今後特捜部に刑事告発へ

自民党の派閥側がパーティー券収入を記載していなかったとされる問題で、これまで告発のあった、おととしまでの分とは別に、去年も記載されていない収入が複数あったことが、きのう公開された収支報告書で判明しました。
自民党の5つの派閥の政治団体が、おととしまでの4年間、政治資金パーティーに20万円を超える支払いをした団体の名前や、総額4000万円を超える支払い額を報告書に記載しなかった疑いがあるとして東京地検特捜部に刑事告発されています。
そして、きのう公表された去年分の政治資金収支報告書をもとに、派閥側の収入と、これまで問題が指摘された政治団体などの支出をJNNが照合したところ、総額で少なくとも200万円の収入が記載されていないことがわかりました。
複数の派閥で20万円を超える支出をした団体の名前や、金額の記載がなかったほか、記載があっても金額が少ないケースもありました。
去年の収支についても告発者は「今後、刑事告発を検討する」としています。

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