24日午前1時45分頃、三重県松阪市曽原町、伊藤進市さん(70)方から出火、木造2階住宅の約150平方メートルを全焼し、焼け跡から1人の遺体が見つかった。
松阪署によると、伊藤さんは次男と2人暮らし。次男は逃げて無事だった。伊藤さんと連絡が取れておらず、松阪署は遺体は伊藤さんとみて身元と出火原因を調べている。
一方、同日午前1時50分頃、松阪市中央町の国道166号交差点で、この火災現場に向かっていた県警自動車警ら隊のパトカーが軽四貨物車と衝突し、運転していた近くの会社員男性(25)が顔面に軽傷を負った。パトカーの警察官2人にけがはなかった。現場は信号機のある十字路。松阪署によると、事故当時、パトカーはサイレンを鳴らして緊急走行しており、パトカー側が赤信号だったという。県警自動車警ら隊の担当者は「事故の詳細を調査し、再発防止に努める」としている。