車を運転して事故を起こし、高齢男性と女児にけがをさせたのに車を置いて逃げたとして、兵庫県警飾磨署は26日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、会社員の男(25)=兵庫県加古川市=を逮捕した。容疑を否認しているという。
逮捕容疑は25日午前7時20分ごろ、同県姫路市東延末の市道交差点で、男が運転する乗用車と、軽乗用車が出合い頭に衝突。近くを歩いていたいずれも同市内の男性(81)と、男性の孫で小学4年の女児(10)にも接触したが、救護措置を取らずに立ち去ったとしている。
同署によると、2人は救急搬送されたが軽傷。軽乗用車を運転していた女性にけがはなかった。通りかかった付近の男性が110番した。
男は事故後、車を現場に残して徒歩で逃走し、付近の防犯カメラや残された車などから関与が浮上した。