札幌市東区の市立小学校で特別支援学級を担当していた女性教諭がことし5月に自殺したとして、札幌市教育委員会は、遺族からパワハラの有無について調査の依頼を受けたことを明らかにしました。
札幌市教育委員会によりますと、東区の小学校で2018年から特別支援学級を担当していた女性教諭は、2019年までの2年間「男性教諭からパワハラを受けている」など、学校の管理職や教育委員会に相談していました。
男性教諭は別の小学校に異動となりましたが、その後女性教諭はうつ病と診断され、一時休職し通院を続けていた中、ことし5月に自殺したということです。
市の教育委員会は、女性教諭の遺族からパワハラの有無について調査依頼を受けていることを明らかにしました。
札幌市の秋元市長は「教育委員会として事実関係をしっかり調査することが重要だ」と話し、第三者の意見も踏まえながら調査を進めるということです。