日本大学アメリカンフットボール部員の違法薬物事件をめぐり、警視庁は、新たに3年生の部員を逮捕しました。日大アメフト部員の逮捕者はこれで3人目です。
捜査関係者によりますと、日本大学アメフト部の3年生の部員の男（21）はことし、東京都内で友人の密売人から違法薬物と認識した上で薬物を譲り受けた麻薬特例法違反の疑いがもたれています。
日大アメフト部をめぐっては、3年生の部員の北畠成文被告が寮で覚醒剤と大麻を所持したとして逮捕され、その後、覚醒剤を合成麻薬MDMAと認識し所持した罪でことし8月に起訴されていて、北畠被告が「複数の部員が寮で大麻を使っていた」などと供述していたことから警視庁が部の寮を再び捜索したり、複数の部員から任意で事情聴取したりするなど捜査をすすめていました。
10月には4年生の男子部員も密売人から大麻を譲り受けたとして逮捕され、麻薬特例法違反の罪で罰金30万円の略式命令を受けていて、日大アメフト部員の逮捕者はこれで3人目です。