ワクチン強要、自衛官処分 部下に威圧的言動

自衛隊福島地方協力本部(福島市)は27日、新型コロナウイルスのワクチン接種を拒否した隊員に接種を強要するなどの威圧的な言動をしたとして、同本部の50代の3等陸佐を戒告の懲戒処分にした。
同本部によると、3佐は昨年10月、オミクロン株対応ワクチンの接種を拒否した部下に対し、接種するよう威圧的言動を伴う指導をし、精神的苦痛を与えたとしている。同年7月にも別の部下に対し、威圧的な言動をしたという。
昨年実施されたハラスメントに関する「特別防衛監察」で発覚した。本部長の栗木茂幸1等陸佐は「ハラスメント防止に関する教育・指導を徹底し、再発防止に努める」とのコメントを出した。

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