大阪府が導入を目指す高校授業料の無償化制度に、和歌山県の私立高校7校が参加する方針であることが分かりました。
大阪府に隣接する和歌山県橋本市にある初芝橋本高校は、すでに先週、ホームページで参加方針を公表していました。
これに加えて智弁和歌山や近大和歌山などほかの私立高校も、制度への参加を検討していることが新たに分かりました。
和歌山県内にある9つの私立高校のうち、7校が参加方針ということになります。
大阪府の制度では補助の上限の年間63万円を超える授業料は学校側の負担となりますが、和歌山県の私立高校はいずれも年間授業料が補助上限を下回るため、新たな負担は生じないということです。
参加を検討しているある私立高校の担当者はABCテレビの取材に対し、「制度があるのなら利用しないと、保護者らに説明がつかない」などと話しています。