米軍への飛行停止申し入れ後もオスプレイの離着陸を20回確認 木原防衛大臣が明らかに

アメリカ軍のオスプレイが屋久島沖で墜落した事故について、木原防衛大臣は、防衛省がアメリカ軍に飛行停止を申し入れた後も沖縄の普天間基地などでオスプレイの離着陸を確認したことを明らかにしました。
木原防衛大臣「地方協力局長からの要請以降、30日の15時30分までの間に普天間飛行場においては計18回、嘉手納飛行場においては計2回の離着陸を実施したこと、これを目視で確認をしている」
防衛省によると、在日アメリカ軍のラップ司令官に防衛省から飛行停止の申し入れをしたのは、11月30日午前8時とのことで、その後もオスプレイの飛行が続いていたことになります。
木原防衛大臣は夕方にラップ司令官と面会し、改めて安全が確認されてから飛行を行うよう要請しましたが、アメリカ側の回答については明言を避け、「私からの要請をしっかりとお聞きになった」と述べるに留めました。

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