オスプレイ墜落 漁業者らアメリカ軍に不信感 米側から面会申し出あるも通訳来ず「漁に支障と伝えたかった」鹿児島

屋久島沖にアメリカ軍のオスプレイが墜落した事故では、行方不明の7人の捜索が続けられています。いっぽう、アメリカ軍の対応に不信感をにじませる漁業者もいます。先月29日に8人が乗ったオスプレイが墜落した屋久島沖では、2日も自衛隊や海上保安部などが死亡した1人を除く7人の捜索を続けています。アメリカ軍のレスキュー隊も捜索に加わっていますが、十管によりますと、行方不明者の新たな情報はないということです。いっぽう屋久島では、漁業者らがアメリカ軍に抗議する場面がありました。漁業者によりますと、1日、アメリカ軍側から死亡した1人の救助や捜索に関わった漁業者らに面会し感謝を伝え、当時の状況を聞きたいと申し出があったということです。2日漁協にはアメリカ軍から2人が来ましたが、「用意する」と言われていた通訳が来なかったということです。面会する予定だった漁業者は、「墜落と捜索で漁に支障が出ていると伝えたかった」「捜索の見通しや、引き揚げを日米どちらが責任を持つのか知りたかった」などと話し、アメリカ側の対応に不信感をにじませました。

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