屋久島沖でアメリカ軍のオスプレイが墜落して4日目の2日、救難活動のためとして、オスプレイが奄美空港に飛来しました。奄美空港には2日、普天間基地所属のオスプレイ相次いで飛来しました。屋久島沖で先月29日にオスプレイが墜落したことを受け、県はオスプレイの一時的な飛行停止などを求めていましたが、「救難活動のため」として空港の使用届が出されたため、受理しました。塩田知事は「米軍には県民の安心・安全を最優先に対応していただきたい」として、改めて安全確保などを申し入れたということです。(オスプレイを見た人)「音もすごかった。こういうのが落ちてくるのは怖い」「飛んでいると心配になる感じはある」1機が朝から奄美空港に留まり続け、乗組員が機体を調べたり、プロペラを動かした際に白い煙が出る様子も見られましたが、午後4時前に離陸しました。現場海域では2日も、海上保安部や自衛隊などが、墜落したオスプレイの乗組員8人のうち、死亡した1人を除く7人の捜索を続けています。自衛隊の掃海艇からは、カメラ付きの無人潜水機を海中に入れる様子も見られました。屋久島の安房港では、アメリカ軍のレスキュー隊が民間の漁船で捜索に出ていました。関係者によりますと2日朝、オスプレイの残がいの一部が引き揚げられましたが、十管によりますと、行方不明者に関する新たな情報はないということです。