大通り公園での路上喫煙問題の解決を探るため札幌市が新たに簡易型の喫煙所を設置する実証実験が4日から始まりました。
新たに喫煙所が開設されたのは特に喫煙者が多い西5丁目です。屋根のない高さ2.4mのパネルで仕切られた簡易型の喫煙所で設置も容易だということです。
札幌市に対して煙や匂いに関する苦情が多く、喫煙所の設置で路上喫煙が減らせることを期待しての実証実験となります。
たばこを吸う人)
「壁1枚でも隔ててくれるのはありがたい。屋根があればもっと迷惑がかからないのかな」。
たばこを吸わない人)
「たばこを吸えるところを少なくしてほしい。臭いが気になります」。
実証実験は再来年3月までで、札幌市はこの結果を踏まえ喫煙所の常設について検討するということです。