3日朝、大阪府松原市の府道で原付バイクが車に追突され、女子中学生が重傷を負ったひき逃げ事件で、警察は車を運転していた28歳の男を逮捕しました。
ひき逃げの疑いで逮捕されたのは、東大阪市の自営業・向井和樹容疑者(28)です。
向井容疑者は3日午前4時半ごろ松原市の府道で、軽貨物自動車を運転中に少年(15)が運転する原付バイクに追突し、後ろに乗っていた女子中学生(15)にケガをさせてそのまま逃げた疑いがもたれています。女子中学生は腰の骨などを折ったほか、右耳の一部が欠ける重傷を負いました。
警察によりますと、ひき逃げのおよそ30分後、よく似た車が府内の別の場所で追突事故を起こし、運転手は車を放置して立ち去りました。
警察が車のナンバーから向井容疑者を特定し連絡したところひき逃げを認め、警察に出頭したということです。
向井容疑者は警察の調べに対し「パニックになって逃げてしまった」と、容疑を認めているということです。