「声を上げても個人の問題だと矮小化されてきた」映画界の性被害防止を訴え映画監督や俳優が会見 国の積極的な関与を求める

映画監督からの性被害を実名で告発した俳優がきょう会見を開き、国による被害者救済の取り組みが必要だと訴えました。
俳優睡蓮みどりさん「(性被害について)これまでどれだけ声を上げても、映画業界の問題、個人の問題だと矮小化されてきてしまいました。現状、被害当事者は救済されることなく、置き去りにされたままです」
俳優の睡蓮みどりさんはこれまで、映画監督から性被害を受けたことを実名で告発し、映画業界における性被害防止を訴えています。
睡蓮さんや映画監督らはきょう午後、都内で会見を開き、ジャニー喜多川氏による性加害などで「世間が関心を寄せていると感じている」と現状を話しました。
一方で、被害者の救済などは改善しているとは言えないとした上で、国による積極的な関与と被害者支援につながる第三者機関などが必要だと訴えました。

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