厚生労働省は8日、全国5000の定点医療機関から11月27日~12月3日に報告されたインフルエンザの新規感染者が、1医療機関当たり26.72人だったと発表した。前週(28.30人)から減少した一方、17道県で警報レベル(30人)を上回り、感染者数は13万2117人に上った。
都道府県別では、北海道が50.49人で最も多く、宮城(42.66人)、福岡(40.13人)、長野(40.09人)が続いた。沖縄を除いて注意報の基準(10人)を上回り、休校や学級閉鎖となった幼稚園や小中高などは計4690施設だった。
この期間の新型コロナウイルスの新規感染者は1医療機関当たり2.75人で、前週(2.33人)から微増した。最多は北海道の6.82人、最少は沖縄の1.35人。
[時事通信社]