自民党・安倍派の政治資金パーティーの問題を受け、岸田総理は安倍派の政務三役全員を交代させる案も含め、今週中にも事実上の内閣改造・党役員人事を行うことを検討しています。
岸田総理「国政の遅滞を生じさせないために、適切なタイミングで、適切に対応を考えていきたい」
人事をめぐっては、政権内で安倍派に所属する閣僚・副大臣・政務官全員を交代させる案が浮上していますが、政府関係者によりますと、「岸田総理はまだ最終判断していない」ということです。
後任探しの難しさや、安倍派の閣僚ら全員を外すと影響が大きすぎることなどが背景にあります。
立憲民主党 安住淳国対委員長「松野官房長官の不信任案をきょう提出します。これ以上、あのポストに松野さんを置いているのは、これはもう国益を損すると判断いたしました」
一方、立憲民主党は、岸田総理が事実上更迭する方針を固めている松野官房長官の不信任決議案をまもなく国会に提出する方針です。“岸田総理は不信任案が提出される前に松野長官を更迭すべきだ”と主張しています。