福島県警は11日、規制薬物を譲り受けたとして、麻薬特例法違反の疑いで俳優の村杉蝉之介(本名・友一)容疑者(58)を逮捕した。
村杉は「大人計画」に所属。舞台やドラマなどで幅広く活躍している。前日10日まで大阪で上演されていた舞台にも出演していた。
「大人計画」はスポニチ本紙の取材に「こちらとしても現状を確認している状況で何も分かっておりません。お答えできることがなく、申し訳ございません。現状出演中の作品はありません」と答えた。
捜査関係者によると、薬物はレターパックで受け取っていたという。
これまで、TBSドラマ「池袋ウエストゲートパーク」(00年)のストーカー役やNHK連続テレビ小説「あまちゃん」(13年)のアイドル評論家役など“癖あり”人物を好演。今年もNHK大河ドラマ「どうする家康」に五奉行の筆頭・徳善院玄以役で出演。テレビ朝日「家政夫のミタゾノ」、フジテレビ「パリピ孔明」にも出演した。
パンクバンド「グループ魂」では“バイト君”の名でリーダーを担当。05年にはNHK「紅白歌合戦」にも出場した。