由利本荘市の養鶏場で比内地鶏9羽死ぬ 鳥インフルエンザの疑い

由利本荘市の養鶏場で9羽の比内地鶏が死んでいるのが見つかり、県が鳥インフルエンザの簡易検査を行ったところ2羽が陽性となりました。県がPCR検査(遺伝子検査)を進めていて、鳥インフルエンザと確認されれば比内地鶏では初めてとなります。
比内地鶏が死んでいるのが見つかったのは由利本荘市にある養鶏場です。
14日午前8時40分ごろ比内地鶏が死んでいると養鶏場から県の中央家畜保健衛生所に連絡がありました。
死んだ比内地鶏は9羽で、その後中央家畜保健衛生所の職員が鳥インフルエンザの簡易検査を行ったところ、このうちの2羽が陽性となりました。
県がPCR検査(遺伝子検査)を進めていて、鳥インフルエンザと確認されれば、比内地鶏では初めての発生となります。検査結果は15日判明する見込みです。
県は鳥インフルエンザと確認されれば、この養鶏場で飼育されている比内地鶏をすべて処分します。ヒヨコなどを含めて約4,500羽に上るということです。
半径10キロ以内にほかの養鶏場はありません。
県内で鳥インフルエンザの疑い例が発生したのは今シーズン初めてです。

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