事件前も少年が送迎中に突然走りだし水路に入り込む事故 放課後デイ施設で少年死亡 職員を業務上過失致死容疑で逮捕

大阪府吹田市の放課後デイ施設で送迎中に利用者の少年が死亡した事件で、事件の4年前にも送迎中に少年が飛び出す事故があったことがわかりました。
大阪府吹田市の放課後等デイサービスの職員・宇津雅美容疑者(65)と、弟で代表の宇津慎史容疑者(60)は去年12月、利用者で中学1年生だった清水悠生さん(当時13)を2人で送迎しなければ事故が起きる危険を予見できたのに、1人で対応させるなどして悠生さんを川で死亡させた疑いで逮捕されています。
警察によりますと事件が起きる4年前、この施設では送迎中に悠生さんが突然走り出し、水路に入り込む事故があったほか、その翌年にも送迎中に悠生さんが走り出す事案も起きていたということです。
いずれのケースも職員が1人で対応していたということで、警察は施設の安全管理に問題があったとみて調べを進めています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする