速報です。
福岡県警・大牟田警察署の37歳の会計年度任用職員が自宅で大麻を栽培し、また、大麻を含む植物片を所持していたとして14日、逮捕されました。
大麻取締法違反の疑いで逮捕されたのは、大牟田警察署・生活安全課密漁係の樺島孝宜容疑者(37)です。
樺島容疑者は6月下旬、大牟田市南船津町の自宅で大麻を栽培し、10月30日午後3時半ごろ、自宅で大麻を含む乾燥植物片0.046グラムを所持していた疑いです。
14日午前9時ごろ、自宅前で逮捕されたということです。
警察が午後3時から記者会見を開き発表しました。
樺島容疑者は2018年4月に非常勤の特殊業務用船舶職員として初めて任用され、その後も継続して任用されていました。2020年4月から会計年度任用職員として大牟田警察署で勤務しています。
有明海での密漁対策にあたり、船の操縦や点検、整備を担当していました。
警察の調べに対し「大麻を栽培したり所持したりしたことはない」と容疑を否認しているということです。
8月ごろ、別の薬物事件の捜査で容疑が浮上したとしています。
福岡県警の桐原哲夫首席監察官は「警察職員としてあるまじき行為であり、県民の皆様に対して深くおわび申し上げます。事実関係を明らかにし、厳正に対処してまいります」とコメントしています。
大牟田警察署では、同じ生活安全課密漁係の非常勤職員だった男が、覚醒剤を使用した罪でことし有罪判決を受け、すでに懲戒免職となっています。
同じ職場でのことし2人目の逮捕となり、2人の関係についても捜査するということです。