車庫証明の関連書類890件、照合作業怠り焼却…延べ1172人の個人情報記載

広島県警竹原署は13日、車庫証明申請をする際に作成した関連書類890件を誤って廃棄したと発表した。5年間の保存が必要だったが、2020年分の書類を焼却したという。延べ1172人の氏名、住所、電話番号が記載されていた。同署は個人情報の漏えいはないとしている。
同署によると、20年分の書類が年度ごとの分類になっていなかったため、分類し直す作業が生じ、書庫の中の通常の保管場所から移動させた。今年7月、17年度の文書を焼却する際、誤って一緒に処分したという。廃棄する際にはその都度、一覧表と照合して確認することになっているが、作業を怠っていた。12月6日に、書庫の整理を行った際に誤廃棄が判明した。
同署の松村良輔次長は「関係者の方々には深くおわび申し上げる。今後、文書の取り扱いについて、より厳格な管理を行い、再発防止に努める」と謝罪している。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする