18日午後2時ごろ、大阪市住吉区帝塚山東のマンションで、部屋を訪れた男性から「(知人女性が)主人を殺したと言っている」と110番があった。大阪府警住吉署員が駆けつけ、この部屋に住む東治雄さん(82)がベッド上で頭から血を流して倒れているのを発見。東さんは死亡しており、同署は殺人の疑いで、同居する会社役員の妻、佳子容疑者(59)を逮捕した。
容疑を認め、「寝ていた主人を花瓶で殴った。私の面倒を見させることが苦痛だったので殺害した」と供述している。現場には血の付いた2つの花瓶(重さ約3キロと約5・5キロ)があり、府警は犯行に使われたとみて詳しい状況を調べている。
逮捕容疑は18日午前7時45分ごろ、自宅で夫の治雄さんの頭を花瓶で複数回殴り殺害したとしている。
同署によると、部屋を訪れた男性は佳子容疑者の知人。18日昼に佳子容疑者から何度も着信があったため、マンションを訪問したという。