“衝突の瞬間”こども園送迎バス、ブレーキかけず逆走か 広島・東広島市

18日、広島県東広島市で認定こども園の送迎バスが、中央分離帯を乗り越え、乗用車4台と次々に衝突。園児5人を含む12人がケガをしました。
衝突の瞬間を捉えた映像には、バスが樹木などにぶつかりながら逆走してきて、白い車に衝突し、その後も、何かにぶつかるような“にぶい音”が…

保護者
「お友達も乗っているバス。駐車場でもいつも見かけているバスなので、ショックを受けました」
保護者
「該当するバスに乗っていた可能性もあったと思うと、とても気が気ではなかったんじゃないかと思います」
当面、送迎バスの運行を取りやめたこども園。19日朝は、保護者が園児を連れて登園しました。
認定こども園 さざなみの森 松井雄一郎園長
「心からおわび申し上げます」
バスの運行は広島市内の事業者に委託していて、運転手はこの園のバスを担当して8年目。これまで事故はなく、勤務先の健康診断でも問題はなかったといいます。
松井雄一郎園長
「(同乗の職員が)声をかけて、ルートに戻るように呼びかけたけれども、そうしなかったと聞いています。ブレーキを踏まなかったと聞いていますので、何かしらコントロールを失っている状況だったのではないかと推測しています」
「事故後は意識はあって、動揺した様子だったと聞いています」
警察が事故の詳しい原因を調べています。

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