歌会始、入選者10人決まる 1万5270首から選考 来月19日披露

宮内庁は25日付で、来年1月19日に皇居・宮殿で行われる「歌会始の儀」の入選者10人を発表した。お題は「和」。入選者の歌は、天皇、皇后両陛下や皇族方のお歌とともに歌会始の儀で初めて披露される。
今回は米国、ブラジル、カナダなど14カ国・地域の74首、点字の12首を含む1万5270首が選考対象となった。
入選者の最年長は宇都宮市の元小中学校教諭・校長、古橋正好さん(88)、最年少は新潟市の東京学館新潟高校2年、神田日陽里(ひより)さん(17)。天皇陛下のお招きで歌を詠む召人(めしうど)には、歴史学者の栄原永遠男(とわお)さん(77)が選ばれた。
その他の入選者は次の通り。(敬称略、年齢順)
米カリフォルニア州ロサンゼルス、移民史研究者、川崎ハルコ(81)▽横浜市、元会社員、臼杵(うすき)喜行(75)▽香川県丸亀市、主婦、岩倉由枝(72)▽さいたま市、学校職員、高橋祐子(71)▽福岡市、元中学校教職員、川添さとみ(61)▽千葉県印西市、主婦、小野文香(61)▽石川県かほく市、公務員、宮村瑞穂(32)▽京都市、大阪大3年生、小池弘実(21)

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