「みんな寝ていた オイルが焼ける臭い 命失うかと」フェリーとしま2火災 その時、船内は…乗客が語る 鹿児島

29日朝、鹿児島県十島村の悪石島沖を航行していた「フェリーとしま2」で起きた火災で、悪石島に避難していた乗客ら13人が午後5時ごろ、別の村営船で奄美大島の名瀬港に到着しました。乗客らは荷物をほとんど持たずにフェリーから避難していて、村が手配したホテルなどに向かっていました。小宝島に仕事で滞在していたという乗客の男性は「みんなが寝ている時に火災発生のアナウンスが流れた。オイルが焼ける臭いがして、消火活動に時間がかかりそうだったため、救命ボートに乗った。船長の判断に感謝している。命を失うかもしれないと思い、怖かった」と話していました。

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