孤立集落の復旧は 明日にかけての大雪に不安の声も 石川・能登町

記者「雪が激しく降ってきました。視界もかなり悪いです」
大雪が降り積もる能登町北河内地区。およそ30人が暮らすこの集落は、地震による崖崩れで道路が寸断され、おとといまで孤立状態が続きました。一時は飲み水にも困る状況だったといいます。
住民「山の水が流れてきている所が何か所かある。そこから取って生活している」
おととい夜には道路が復旧して支援物資が届き、早ければきょうにも携帯電話がつながるようになるということです。
しかし住民の不安はあすにかけて予想される大雪です。
住民「雪で除雪もできなくなるから、また孤立かな」
輪島市町野町の地区も一時孤立しました。道を塞いでいた土砂などが撤去され、きょうは自衛隊から簡易トイレや毛布などが届けられました。携帯電話もきのうから一部通じるようになったということです。
住民「助かる。ありがたい、本当に。高齢者の方が多いので、いつまで頑張れるか心配」
石川県によりますと、いまも複数の地区の集落で孤立状態が続いているということです。

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