ホッキョクグマ「ミユキ」33歳で大往生…「灘の貴婦人」ファンに愛され

神戸市立王子動物園(灘区)は13日、国内最高齢の雌のホッキョクグマ「ミユキ」が死んだと発表した。人間でいえば90歳以上に相当する33歳だった。
市によると、ミユキは天王寺動物園(大阪市)生まれで、1992年1月に来園。美しい毛並みやりんとしたたたずまいからファンの間で「灘の貴婦人」と呼ばれて愛されており、この日、献花台が設けられた。
大きな病気はなかったが、13日朝、飼育員が獣舎内で横たわって死んでいるのを見つけたという。死因は調査中。竹原孝弘副園長は「昨日は元気だったので、みな驚き、悲しんでいる。これまでミユキを応援してくれた方々に感謝したい」と話した。

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