天皇陛下が初めて肉声で被災地へのお見舞いの言葉「心からお見舞いを」 震災後、式典への出席も初めて

天皇陛下が皇后さまと共に、警視庁の創立150年記念式典に出席して挨拶し、この中で能登半島地震の被災者に対しお見舞いの言葉を述べられました。
「令和6年能登半島地震により亡くなられた方々に哀悼の意を表し、ご遺族と被災された方々に心からお見舞いをお伝えいたします。救援と復旧の作業が速やかに進むことを心から願っています」
午前11時ごろから行われた創立150年記念式典で、陛下はあいさつの冒頭、能登半島地震の被災者らにお見舞いの言葉を述べられました。
両陛下は今月5日に側近を通じてお見舞いの気持ちを石川県知事に伝えていましたが、陛下が自らお見舞いを述べるのは初めてで、地震発生後に陛下が式典に出席されるのもこれが初めてです。
警視庁によりますと、両陛下は警視庁の通信指令センターを視察したのち、石川県の被災地に派遣された特殊救助隊の隊員と面会し、倒壊した家屋から生存者を救出した状況について説明を受けられたということです。

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