新千歳空港できのう、大韓航空とキャセイパシフィック航空の機体同士が接触した事故で、
韓国メディアによりますと機体を押し出していた“けん引車が滑った”とみられています。
(金澤記者)「事故を起こした大韓航空機です。左の翼の先端部分が壊れているのがわかります。現在日本航空の職員が点検作業を行っているようです」
新千歳空港の国際線駐機場できのう午後5時半ごろ、移動していた大韓航空機の左側の翼と停止していたキャセイパシフィック航空機の後方にある尾翼が接触する事故が発生しました。
消防などによりますと接触による火災や燃料漏れはなく、大韓航空の機体に乗客乗員289人が乗っていましたがけが人はいません。
またキャセイパシフィック航空の機体には乗客は乗っておらず、けが人はいませんでした。
韓国メディアによりますとけん引車が大韓航空機を押し出していた際、
けん引車が滑ったことで隣にあったキャセイパシフィック航空機と接触したとみられています。
大韓航空は代替機を手配し、きょう午前2時ごろ機体は離陸しました。