水戸京成百貨店の元社長が逮捕 社長在職中に雇用調整助成金を約1億3300万円詐取か 茨城県警 百貨店側は「改めて深くお詫び申し上げる」

国の雇用調整助成金およそ1億3300万円をだまし取ったとして、茨城県にある「水戸京成百貨店」の元社長の男が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、京成電鉄の子会社でデパートなどを運営する「水戸京成百貨店」の元社長・斎藤貢容疑者(66)です。
警察によりますと、斎藤容疑者は従業員らと共謀し、百貨店の社長を務めていた2020年、従業員が出勤していたにも関わらず、休業していたと勤務データを改ざんし、国からおよそ1億3300万円をだまし取った疑いがもたれています。
水戸京成百貨店は去年1月、助成金3億円あまりの不正受給があったことを公表。その後、警察が去年3月に百貨店などを家宅捜索し、勤務データなどの資料を押収していました。
警察は斎藤容疑者の認否を明らかにしていません。
斎藤容疑者の逮捕を受け、水戸京成百貨店は「元社長が逮捕された事実は極めて重大なことと受け止めております」「全ての皆様には度重なるご迷惑とご心配をおかけしておりますことを改めて深くお詫び申し上げます」などとコメントしています。

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