首相、コメント避ける=岸田派元会計責任者の立件方針

岸田文雄首相は18日、東京地検特捜部が政治資金パーティーに関する収支を収支報告書に記載していなかったとして自民党岸田派の元会計責任者を立件する方針を固めたことについて、「捜査はまだ行われている。今の段階で何か申し上げるのは控えなければならない」と言及を避けた。
岸田派が同日、収支報告を修正するとの報告を受けたことも明らかにし、「事務処理上の疎漏だ。それ以上のことは承知していない」と述べた。首相官邸で記者団の取材に答えた。
首相は昨年12月に派閥を離脱するまで会長を務めていた。岸田派座長の林芳正官房長官は記者会見で「事務的なミスの積み重ねにより収支報告書の訂正を行うこととなったことは、重く受け止める必要がある」と強調。17日に初めて収支報告書の修正について報告を受けたと説明した。
[時事通信社]

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